スーパーの社長と話していると会社の取り組みでコンサル会社と経営理念を作っているとお聞きしました。
清掃の話から「たかが清掃 されど清掃」とお話をした時に社長が思い出した事がありました。それは会長がスーパーをやりはじめたきっかけともなった出来ごとの話でした。
戦後食べ物が無い時に会長は、たまたま「あんぱん」を食べれたそうです。その時に体の奥から力がみなぎる様な感覚があったそうです。
その時に「たかが食べ物 されど食べ物」と感じてから色々な食品を集めるようになったそうです。それが、スーパー(商売)の始まりだったようです。
私はその会長の体験があるうえでの「たかが食べ物 されど食べ物」は経営理念に繋がるのではないかと強く感じたました。
更に食べ物と体の奥からみなぎる力=魂と感じた時に芦ノ湖にあるコンビニの事を思い出しました。そのコンビニに入った時に驚いた事がありました。
お店の中が凄く綺麗なのです。綺麗なのは床やトイレは勿論ですが、なんと棚にならんでいる商品も全部綺麗なのです。なぜ綺麗に見えるかと言いますと袋ものは全て表面がパンパンになっているし同じ方向を向いているのです。
顧問に聞いたところ、そこのコンビニは日本でも有数の売上がある店舗だそうです。勿論立地条件もありますがオペレーションが優れているそうです。そして袋物の御菓子とかが表面がパンパンなのは棚に並べる時に袋の背中を押す事によって表面をパンパンにしていると聞きました。
その作業の事を顧問独自の言葉かどうかわかりませんが商品に「魂を入れる」と言うらしいです。
その魂を入れる話を思い出した時に1日5分の環境整備は絶対清掃などよりも商品に魂を入れる事が良いと強く感じました。さらに会長のスーパーを始めようと思った志が理念となり理念に基づき働く人が商品に魂を入れる。そんな事を色々と想像してしまった私はワクワクして社長に伝えました。
11月に理念発表会を行うと聞きました。この会長の思いが理念になれば良いなと思い、また会長は人前で話す事をする人では無いとお聞きしたのですが、会長の起業のきっかけが理念となった時には壇上でお話されるだろうとも思いました。是非そうなって頂きたいです。