母親と先々の事をかなり長い時間をかけて話し合い、やっと理解をしてくれたので最近は一緒に施設などを見に行く様になりました。
清掃会社では一部上場している施設の床管理を行わせて頂いていますので大まかには知ってはいましたが会社によってかなり違う事を知りました。
個人的には最近の建物は機能的であり、オシャレな内装が多くなってきたと思います。
そして母と数カ所回っていた時にある場所の見学をして色々と気付き学んだ事がありました。
訪問し私達を担当してくれたのはベテランの女性の方だったのですが、訪問し机の上に用意していた資料は他の方の資料でした。
改めて資料を作って持ったきてくれた資料は1人分でした。多くの会社は2人分用意してくれます。
母親がトイレに行きたいとフロントに尋ねたら大雑把な説明だけでした。
私達の清掃会社では清掃していてお客様に何かを聞かれたら、その場所まで案内するか、わからなかったらお店の店員を呼んでくる様 に指導しています。
お部屋を見学する時に案内する方は靴を脱ぎ捨てて私達の靴も揃える事はありませんでした。
私の中では、ここはダメだなぁと決めていました。
しかし担当者と母親の話は凄く弾んでいるのです。
まさか!と思い帰りの車の中で評価を聞いたら、なんと今までで一番良いと言いました。
私は驚きました。そして思いました。私が気になった部分は私個人的には大切な部分だが全体では無く、
それを感じた後の私は全て否定的に捉えて客観性も無くなっていたのでは無いだろうかと。
今後は、その様な事が無い様に注意しようと思いました。
そして後で何が良かったのかを思い出してみました。
母親には聞いていないのですが多分、食事をした時に他で食事をしていた方の笑顔や、
その担当者が、普段から皆さんと良いコミニケーションを取っていて、気配りは細やかだった事だったのでは無いだろうかと。
母親にとっては一緒に暮らす方々の表情、担当者との関係性は一番大切な部分なんだろうと思いました。
後日談になるのですがGW中に東北に住む母親の妹夫婦が遊びに来ていました。
母親が先々の事を考えて私と色々とまわっている事を話しをしたら妹夫婦が東北の田舎に戻って来て一緒に暮らさないかとお話を頂きました。
生まれ育った場所で元気な間だに数年過ごすのも良いとなり当分東北で暮らす事になりそうです。
とても有り難い話しを頂き感謝しました。