友人に誘われバックカントリーへ行って来ました。

バックカントリーとは、スキー場でリフトにて上がれる場所まで上がりそこからは自分の足で歩いて登り、下りはスキーやスノーボードで新雪を滑ってくるスポーツです。

私はスキー派ですのでスキーを履いたまま山を登ったのですが、足腰の使い方が違い普段使うことのない筋肉も使ったため、体はかなり辛かったです。
しかし雪山の樹木へも積もった雪が美しく神秘的で、その景色に渦中とても感動すると疲れは一気にどこかに飛んでいってしまいました。

滑走の私のイメージとしてはテレビなどで観るような広い場所を滑ると思って登り続けていたのですが、登っても登っても林の中。
思わずガイドさんへ広い場所が出てこないですね!どこを滑るのですか?と聞いたら
いやいや滑る場所は沢山あるじゃないですか!と言われて驚きました。この樹と樹の間を滑るようです。

ある程度登り切った場所で滑る準備をして斜面を見ても、私の感覚ではとても滑れる場所という感じでは無かったのですが、ガイドさんが先に滑ってくれた道筋を見ると、そのうち私にも滑れる場所が見えてきたのです。

最初はそのコースや新雪のため滑るのがとても難しく転ぶと雪に埋まってしまい立つ事すら出来なくなりました。友人が最初は「お地蔵さんになるよ」とい言われていたのが理解できました。
1回目滑り終わった後に数回登り降りを行い、最後は変な体の力も抜けて、非常に楽しい経験となりました。

この年齢になると新しく何かを始める機会が少なくなります。新しい経験からこそ得られるものもあるのではないか、と思います。

今回改めて感じたのは部下へ指示をする時なども慣れた感覚で行うのでは無く、新人のような気持ちその初めてのような感覚を持って行っていく事が大事ではないか、と言うことでした。

ある方が遊びも仕事も使う頭は同じ!と言われていましたが、その通りだと感じたバックカントリーでの時間でした。