先日、彼岸花が満開に咲くお寺で義父の33回忌の法要を行いました。
お寺のご住職が彼岸花の法話をしてくださいました。

暑さ寒さも彼岸まで、彼岸花は猛暑が続く年であっても、寒さが厳しい年であっても必ずお彼岸に咲くそうです。
なぜかと言うと彼岸花は気温に左右されず、日照時間が関係しているそうです。
彼岸花(ヒガンバナ)、曼殊沙華(マンジュシャゲ)とも言いますが別名は沢山あり地域によっては呼び名が違うそうです。
花言葉も、色々ありますがご住職が好きな花言葉は『また会う日をたのしみに』だそうです。
『元気な姿を見せにまた来いよ』故人と皆を会わせる花言葉でもあります。

私は、故人を偲び兄弟や親族が集まる事をも故人が会わせてくれているのだとも思います。

彼岸花は強い毒性が有り供物など荒らす害獣などを寄せ付けない事から
墓地に植えられる事が多くなったそうです。咲く場所などから怖い名前などが付いたそうです。

彼岸花の別名は以下のとおりです。
・曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃかとも呼びます)
・死人花(しびとばな)
・地獄花(じごくばな)
・毒花(どくばな)
・痺れ花(しびればな)
・幽霊花(ゆうれいばな)
・剃刀花(かみそりばな) など

【毒性に注意】
彼岸花の花全体には毒性があり、ガーデニングやインテリアとして飾ると小さい子どもやペットに触れる可能性があります。
多量に摂取すると嘔吐や腹部けいれんなどを発症する場合がありますから、取り扱いには細心の注意を払いながら管理してください。

 

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