10月頃から発生する蛾の幼虫です。
オレンジ色した毛の生えた毛虫です。
幼虫の頃は、竹や笹の葉を食べ壁などをつたって移動をします。
移動の速度は比較的早く、さっきいたけど今はいない事が多いです。
近くに笹や竹がある場合は注意が必要です。
チャドクガ程強い毒性は持っていませんが、刺されると痛みや、かぶれ、痒みは2~3週間続く事もあります。
見つけたら、触らず殺虫を行ってください。
壁をつたって歩くタケノホソクロバ
応急処置として、お手元にある殺虫剤(用途に毛虫と記述のある物)でも大丈夫です。
毎年見かけるようでしたら、毛虫用の殺虫剤を常備しておくことをお勧めします。
スプレー式のスミチオンやベニカなどが扱いやすくなっています。
※記述のある用法・容量を必ずお守りください。
スミチオンスプレー ベニカスプレー
用法・容量を守っていただければ、隣接している植物に薬剤がかかったとしても影響はございません。
実を収穫して食べる場合の樹木には収穫の1週間から10日間前までに噴霧してください。
なお、小さなお子さま、わんちゃん、ねこちゃんが居る方は噴霧中、噴霧直後は触れないよう気を付けてください。
2~3日間は噴霧箇所に触れないようにしてください。
万が一触れてしまった場合は、よくと手を洗ってください。
樹木医中村監修
saitou