庭のお手入れ:ビフォーアフター
2021.10.02
ドクダミ除草作業
除草前 |
除草後 |
どくだみはドクダミ科ドクダミ属の植物で、半日陰の場所を好みます。庭・公園・道ばた・水田などさまざまな場所に生育している、ハート型の葉が特徴の雑草です。1度生えるとどんどん増えていく繁殖力の強さを持っています。地下茎を横に伸ばして繁殖するため、葉や茎を取り除いただけでは除草しきれません。
対処法といたしましてどくだみは酸性の土壌を好みます。そのため土壌が酸性に傾いている土地ではどくだみが成長しやすいのです。そこで「苦土石灰」を用い、どくだみが育ちにくいアルカリ性の土壌に調整します。土壌は何もしていなくても酸性に傾いていきます。
さらに日本は雨が多いため、土壌中のアルカリ成分が流れ出やすいといわれており、放置しているとどくだみが育ちやすい環境になることがほとんどです。どくだみが生えてきた場所は、まず根ごとどくだみを引き抜き、苦土石灰を混ぜ込みましょう。土がアルカリ性に傾き、どくだみが生えにくくなります。ただし苦土石灰をまいた場所には、酸性を好むブルーベリーやツツジが育ちにくい点に注意しましょう。